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本と映画で世界旅行

ニンジン大好き!ピューマの子

アルゼンチンのメンドーサという町にある動物園は、なかなか楽しい場所でした。

なぜなら檻が小さくて、動物のすぐ近くまで行くことができたからです。

私が子供のころから好きな動物・ピューマも、檻の中をのぞき込んでいる私のすぐそばまで近寄って来ました。

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好きとはいえど猛獣なので、やっぱりちょっと怖いのですが、このまだ若いピューマたちは、私の前で金網に顔をこすり付けたりのどを鳴らしたりして、なんだか遊んでもらいたがっているように思えます。


そのうち、なぜか下に落ちていたニンジンに興味を持ったようで・・・

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じっと見つめています。

そうするうちに、小さい男の子がやって来て、そのニンジンを檻の中に差し入れました。

するとなんと!

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「ゴロニャ~ン!」
・・・とはもちろん言わないですが、猛獣のはずのピューマが、ニンジンに抱きついて転がって遊び始めました。
し、信じられない。まるでネコみたい。なぁぁぁぁんて可愛いの!!!

金網から恐る恐る手を入れてなでてみました。すると襲う様子もなくじゃれついてきます。
ピューマに触れるなんて、な、なんという幸せ!


大きなネコのようなピューマが、ますます好きになってしまいました。

私のようなピューマニア(?)は、メンドーサの動物園へ行きましょう!
# by sawakon29 | 2008-11-15 02:39 | 動物

笑うアイベックス(スイス)

今年の夏訪れた、スイスアルプスで出会った動物たちの一部を紹介します。

観光地として有名な町・ルツェルンから、列車と登山列車を乗り継いで1時間ほど。標高2000mほどのピラトゥス山に到着です。

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頂上に1泊してハイキングをしたのですが、厳しいアルプスの自然に生きる、野性の動物を間近で見るチャンスに恵まれました。
ハイキングコースを歩いて小さな頂に登りつめようとしたとき、ふと足元から視線あげると、いきなり目の前にいたのが、

笑うアイベックス(スイス)_e0158749_2358472.jpg

アイベックスというウシ科の動物でした。特徴は見ても分かるとおり、その巨大な角。
こんなのに一突きされたら、たまったものではありません。思わずびっくりして叫んでしまいました。

いつもはすぐ逃げてしまうのに、このアイベックスはやたらと堂々として、動く気配を見せませんでした。こう居直られると、こっちがビクビクしてしまいます。

笑うアイベックス(スイス)_e0158749_23583749.jpg

見晴らしのよい丘の上で、笑う(?)アイベックス。
ちなみに、スイス人はこの動物を「シュタイボックス」と呼んでいました。

* * *

そして、ハイキングからの帰り道、とんでもない急斜面に別の動物を発見しました。
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よく落っこちないものです。

笑うアイベックス(スイス)_e0158749_2358668.jpg

これはシャモアという動物で、アイベックスと同じく偶蹄目ウシ科。体も角もアイベックスより小さ目です。

こちらもおくびょうで、別の場所で見たときは警戒心がとても強かったのですが、ここでは場所柄すぐに逃げられもせず、しばしの間にらみあいとなりました。

しかしそのうち緊張感がなくなってきたのか、がけっぷちで蹄や角を使って体をかくシャモアたち。
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私とシャモアたちの間に、つかの間のどかな空気が漂いました。
# by sawakon29 | 2008-11-12 00:30 | 動物

小国アンドラの静かなイルミネーション

フランスとスペインの間にある小国・アンドラにも、冬が訪れようとしていました。

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スペインを旅行中に出会った日本人のなかにも、バルセロナからバスで3~4時間の距離にあるこの国の名前を知らない人が大半だったというほど、マイナー感漂う国です。

面積は468平方kmで、種子島ほどの大きさ。これはWikipediaによると、世界で179位とのことです。人口は7万人弱で、私の出身地の小さな某市よりも少ないかもしれません。

海には面しておらず、すべてが山中で、冬はスキー客でにぎわうようです。そしてアンドラの大きな特徴は、免税で買い物ができること。首都アンドラ・ラ・ベーリャには、国外からの観光客目当てのきらびやかなョップが軒を連ねています。

スペインからフランスに行く途中に、こんな国があったら寄らないテはありません。旅の嗜好がだんだんマニアックになってきている私は、ワクワクしながらバスに乗り込みました。

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そしてたどり着いたアンドラの首都は、落ち着いた静かな町でした。たまたまかもしれませんが人も少なく、どこかしんみりとさびしい、同時に冬を迎えたヨーロッパらしいあたたかさも漂っていました。

町歩きをすると、あちこちにクリスマスのイルミネーションやデコレーションが・・。

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ただ、これらを眺めている人のなんと少ないこと。

まあ、たまには静かな夕べもいいか、と、ひっそりしんみりとした気分ひたった、アンドラ・ラ・ベーリャの夜でした。
# by sawakon29 | 2008-11-11 01:24 | アンドラ

はさまってしまったワンちゃん

イスラエルのエルサレムを旅していたときのこと。

ふと気づくと、ある民家のフェンスと垣根の間に、ワンちゃんがはさまって身動きとれなくなっていました。

はさまってしまったワンちゃん_e0158749_1554036.jpg


前にも後ろにも動けなくなってしまったらしく、悲痛な鳴き声をあげています。

どうしてこんな所にはさまってしまったんでしょーか!?

いかにも困ったという顔をしていたのが、かわいそうながらもおかしくて、つい笑ってしまいました。

あのワンちゃんは無事脱出できたのでしょうか・・・。
# by sawakon29 | 2008-11-10 02:02 | イヌ